280枚一挙掲載

石田 千「きなりの雲」

280枚一挙掲載
石田千「きなりの雲」
失った恋の痛み。ほどけてしまった彼女の心が、きなりの手触りの日々のなかで、ゆっくりとふっくらと編み直されてゆく。「あめりかむら」が第145回芥川賞候補作になり、いま最注目の著者、石田千の最新長篇です。

失った恋の痛み。ほどけてしまった彼女の心が、きなりの手触りの日々のなかで、ゆっくりとふっくらと編み直されてゆく。「あめりかむら」が第145回芥川賞候補作になり、いま最注目の著者、石田 千の最新長篇です。


野間新人賞作家の珠玉の短篇

柴崎友香「ここで、ここで」

野間新人賞作家の珠玉の短篇 
柴崎友香「ここで、ここで」
大阪の街が一望できる橋の真ん中で、わたしは動けなくなった。ふとした瞬間に蘇る、身体の奥底の傷跡。かつて、この場所で、その記憶は刻まれた。柴崎友香による珠玉の短篇です。

大阪の街が一望できる橋の真ん中で、わたしは動けなくなった。ふとした瞬間に蘇る、身体の奥底の傷跡。かつて、この場所で、その記憶は刻まれた。柴崎友香による珠玉の短篇です。


間取りから思い出す最古の記憶

川崎 徹「最後に誉めるもの」

間取りから思い出す最古の記憶
川崎徹「最後に誉めるもの」
最古の記憶を探る授業で、女子学生が黒板に書き始めた家の間取り図。わたしにもまた、失われた生家の記憶があった。幸せを象徴する“いただき物の家”でのできごとを描く、川崎徹の中篇をお楽しみ下さい。

最古の記憶を探る授業で、女子学生が黒板に書き始めた家の間取り図。わたしにもまた、失われた生家の記憶があった。幸せを象徴する“いただき物の家”でのできごとを描く、川崎 徹の中篇をお楽しみ下さい。


群像65周年特別寄稿

「群像と私」

群像65周年特別寄稿「群像と私」
1946年に創刊された「群像」は、おかげさまで今号で65周年を迎えました。本誌と縁が深く、最先端で活躍し続ける 大江健三郎、柄谷行人、津島佑子、多和田葉子、阿部和重の5氏によるエッセイから、「群像」の65年間が浮かび上がります。

1946年に創刊された「群像」は、おかげさまで今号で65周年を迎えました。本誌と縁が深く、最先端で活躍し続ける 大江健三郎、柄谷行人、津島佑子、多和田葉子、阿部和重の5氏によるエッセイから、「群像」の65年間が浮かび上がります。


話題の書を巡る刺激的対話


大澤真幸×保坂和志

話題の書を巡る刺激的対話
大澤真幸×保坂和志
原発問題の根源はキリスト教にあった――。小説的思考を破綻させ、未来の他者を考える革命的対話が実現しました。本誌で「〈世界史〉の哲学」を連載中の大澤真幸と、「未明の闘争」を連載中の保坂和志による、刺激的な対談です。

原発問題の根源はキリスト教にあった――。小説的思考を破綻させ、未来の他者を考える革命的対話が実現しました。本誌で「〈世界史〉の哲学」を連載中の大澤真幸と、「未明の闘争」を連載中の保坂和志による、刺激的な対談です。


〈創作〉

〈創作〉
きなりの雲  石田 千
ここで、ここで  柴崎友香
最後に誉めるもの  川崎 徹
〈対談〉
3・11と『〈世界史〉の哲学』  大澤真幸×保坂和志
〈65周年特別寄稿「群像と私」〉
 
小説の教育  大江健三郎
「群像」と私  柄谷行人
『草の臥所』と『光の領分』のころ  津島佑子
文芸誌の不思議  多和田葉子
Are You Lonesome Tonight?  阿部和重
〈連載小説〉
夜は終わらない〔2〕  星野智幸
雲をつかむ話〔9〕  多和田葉子
燃える家〔12〕  田中慎弥
昼田とハッコウ〔20〕  山崎ナオコーラ
未明の闘争〔24〕  保坂和志
〈連載評論〉
安部公房を読む〔10〕  苅部〈創作〉〈創作〉

きなりの雲  石田 千

ここで、ここで  柴崎友香

最後に誉めるもの  川崎 徹

〈対談〉

3・11と『〈世界史〉の哲学』  大澤真幸×保坂和志

〈65周年特別寄稿「群像と私」〉

 小説の教育  大江健三郎

「群像」と私  柄谷行人

『草の臥所』と『光の領分』のころ  津島佑子

文芸誌の不思議  多和田葉子

Are You Lonesome Tonight?  阿部和重

〈連載小説〉

夜は終わらない〔2〕  星野智幸

雲をつかむ話〔9〕  多和田葉子

燃える家〔12〕  田中慎弥

昼田とハッコウ〔20〕  山崎ナオコーラ

未明の闘争〔24〕  保坂和志

〈連載評論〉

安部公房を読む〔10〕  苅部 直

〈連載〉

〈連載〉
会社員小説をめぐって〔16〕  伊井直行
現代短歌ノート〔19〕  穂村 弘
「生」の日ばかり〔31〕  秋山 駿
映画時評〔34〕  蓮實重彦
〈随筆〉
翻訳と創作  リービ英雄
生きてくれ猫  西 加奈子
朗読少女  文月悠光
名前の不在  菅谷憲興
〈私のベスト3〉
面倒くさいけれど面白いこと  松浦弥太郎
野良猫の生活ぶり  丹下健太
なんとなく、まちがえる  飯塚数人
〈書評〉
ひたむきな夫婦物語(『紅梅』津村節子)  古屋健三
窓の外からずっと(『地上生活者 第4部 痛苦の感銘』李恢成)  永岡杜人
その孤独をわれわれは……(『マザーズ』金原ひとみ)  藤沢 周
賽の目は宇宙に繋がる(『ぴんぞろ』戌井昭人)  安藤礼二
地質学のようにみごとな短編小説の編年記(『村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011』加藤典洋)  橋爪大三郎
〈創作合評〉
沼野充義+陣野俊史+中島京子
「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子(群像2011年9月号)
「来たれ、野球部」鹿島田真希(群像2011年8、9月号)〈連載〉

会社員小説をめぐって〔16〕  伊井直行

現代短歌ノート〔19〕  穂村 弘

「生」の日ばかり〔31〕  秋山 駿

映画時評〔34〕  蓮實重彦

〈随筆〉

翻訳と創作  リービ英雄

生きてくれ猫  西 加奈子

朗読少女  文月悠光

名前の不在  菅谷憲興

〈私のベスト3〉

面倒くさいけれど面白いこと  松浦弥太郎

野良猫の生活ぶり  丹下健太

なんとなく、まちがえる  飯塚数人

〈書評〉

ひたむきな夫婦物語(『紅梅』津村節子)  古屋健三

窓の外からずっと(『地上生活者 第4部 痛苦の感銘』李恢成)  永岡杜人

その孤独をわれわれは……(『マザーズ』金原ひとみ)  藤沢 周

賽の目は宇宙に繋がる(『ぴんぞろ』戌井昭人)  安藤礼二

地質学のようにみごとな短編小説の編年記(『村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011』加藤典洋)  橋爪大三郎

〈創作合評〉

沼野充義+陣野俊史+中島京子

「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子(群像2011年9月号)

「来たれ、野球部」鹿島田真希(群像2011年8、9月号)