第60回群像新人文学賞には2016篇の応募があり、

青山七恵、高橋源一郎、多和田葉子、辻原登、野崎歓の5氏による

選考の結果、下記のように決定いたしました。

受賞作と受賞の言葉、選評は群像2017年6月号をお読み下さい。 

【群像新人文学賞 優秀作】
「天袋」
上原智美(うえはらともみ)

 1990年2月22日、静岡県生まれ。

 静岡大学人文学部卒。公務員。

 静岡県在住。

上原智美   受賞のことば

 

 数年前にも、群像新人文学賞に応募したことがありました。自分が書いてきた中で初めて「小説」と呼んでいいようなものでした。自信をもって送り出しましたが、結果は一次選考も通過しませんでした。
 その時の悔しさもあり、今回受賞できたことは大変嬉しく思います。このような栄誉ある賞をいただけたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。


【群像新人文学賞 優秀作】
「独舞」
李 琴峰(り ことみ)

台湾人。1989年台湾生まれ。23歳来日。

早稻田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。

会社員兼日中翻訳家。

李 琴峰   受賞のことば

 初めて日本語で書いた小説が受賞に繫がったという奇跡的な事象について、もし選考委員や出版社の方以外に感謝すべき事物があるとすれば、それはKに拒絶された傷を癒やしたシドニーの旅か、「死ぬ」ということばがふと掠めるほど窮屈な通勤電車か、はたまた不条理に押し付けられた人間としての生そのものなのか。ともあれ、与えられた那由多の言の葉と一本の筆で、私は人生に潜む数多の謎に挑み続けたいと思う。


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  受賞のことば

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  受賞のことば

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