第49回谷崎潤一郎賞受賞!

川上未映子さんの『愛の夢とか』(講談社2013年3月刊)が、第49回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)を受賞しました!

 

『愛の夢とか』 (講談社2013年3月刊)

あのとき、ふたりが世界のすべてになった。

なにげない日常がゆらぎ、光放つ瞬間をとらえた、七つの物語。

『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』と一作ごとに新境地を開拓する川上未映子の多彩にきらめく魅力が一冊になった短編小説集!


川上未映子

1976年8月29日、大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年、第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。本書は『すべて真夜中の恋人たち』(2011年)以来の小説作品であり、著者にとって初めての短編集となる。

著者近影撮影 石倉和夫


第24回伊藤整文学賞受賞!

三木卓さんの『K』(講談社2012年5月刊)が、第24回伊藤整文学賞(北海道小樽市など主催)を受賞しました!

 

『K』 (講談社2012年5月刊)

なぜ、こんなにも心にしみるのだろう……。
逝ってしまった妻・Kへの想い。
半世紀に及ぶある夫婦の物語。

円満とはいえなかった夫婦生活を、優しさとユーモアに溢れた眼差しで振り返るとき、そこにはかけがえのない「愛」と呼べるものがあった――。



三木 卓

1935年、静岡県生まれ。幼少期を満州で過ごす。早稲田大学文学部ロシア文学科卒。

1967年、詩集『東京午前三時』でH氏賞、1973年「鶸」で芥川賞、1986年『馭者の秋』で平林たい子賞、1989年『小噺集』で芸術選奨文部大臣賞、1997年『路地』で谷崎潤一郎賞、2000年『裸足と貝殻』で読売文学賞、2006年『北原白秋』で毎日芸術賞ほか受賞。2007年日本芸術院賞恩賜賞受賞。

ほかに1984年『ぽたぽた』で野間児童文芸賞を受賞するなど、詩、小説、児童文学など幅広い分野で活躍している。


第7回大江健三郎賞決定!

本谷有希子さんの『嵐のピクニック』(講談社2012年6月刊)が、第7回大江健三郎賞を受賞!

 

講談社主催による第7回大江健三郎賞は、2012年1月1日から12月31日までに日本で刊行された、「文学の言葉」を用いた作品約130点の中から、選考委員・大江健三郎氏によって、上記の通り決定いたしました。

【賞】

受賞作の英語、あるいはフランス語、ドイツ語への翻訳、および海外での刊行。


本谷有希子

1979年石川県生まれ。

2000年「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、主宰として作・演出を手がける。2006年上演の戯曲『遭難、』で鶴屋南北戯曲賞を史上最年少受賞。2008年上演の戯曲『幸せ最高ありがとうマジで!』で岸田國士戯曲賞受賞。小説では2011年『ぬるい毒』で野間文芸新人賞受賞。

著書に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『生きてるだけで、愛。』『グ、ア、ム』『あの子の考えることは変』などがある。