第25回三島由紀夫賞受賞!

青木淳悟さんの『私のいない高校』(講談社2011年6月刊)が、第25回三島由紀夫賞を受賞!

 

『私のいない高校』 (講談社2011年6月刊)

カナダからの留学生(でも英語が苦手)を受け入れた、とある高校での数ヵ月――。描かれるのは至ってフツウの学園生活のはずなのに、何かが、ヘン……。
“物語”の概念を覆す、本邦初「主人公のいない」青春小説!


青木淳悟

1979年、埼玉県生まれ。早稲田大学卒業。

2003年「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞を受賞。2005年に同作を収めた作品集『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。

著書に『いい子は家で』『このあいだ東京でね』がある。


第6回大江健三郎賞決定!

『かわいそうだね?』(文藝春秋2011年10月刊)

綿矢りさ

 

講談社主催による第6回大江健三郎賞は、2011年1月1日から12月31日までに日本で刊行された、「文学の言葉」を用いた作品約130点の中から、選考委員・大江健三郎氏によって、上記の通り決定いたしました。

【賞】

受賞作の英語、あるいはフランス語、ドイツ語への翻訳、および海外での刊行。


綿矢りさ

1984年京都府生まれ。

2001年「インストール」で文藝賞、2004年「蹴りたい背中」で芥川賞受賞。

著書に『夢を与える』『勝手にふるえてろ』がある。


第146回芥川賞受賞!

円城 塔さんの「道化師の蝶」(「群像」2011年7月号掲載)が、第146回芥川賞を受賞!

 

『道化師の蝶』 (講談社2012年1月刊)

誰もその姿を見たことがない、稀代の多言語作家、友幸友幸。友幸友幸を探す富豪、A・A・エイブラムス氏。エイブラムス氏のエージェントとして友幸友幸の作品を翻訳する「わたし」。三人の追いかけっこに、帽子をすり抜ける架空の蝶が絡み、言葉とは何かを問いかけた実験的な作品。

着想をつかまえる銀色の捕虫網、古都に伝わるフェズ刺繍、とんがり頭のタジン鍋とたくさんのハーブ。謎の作家と作品を追いながら描かれる、静謐で鉱物のように美しい世界!


円城 塔

1972年、北海道生まれ。東北大学理学部物理学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。

2007年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞、2010年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、2011年に第3回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。著書に『Self-Reference ENGINE』『Boy's Surface』『これはペンです』などがある。