野間文芸賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞!

長野まゆみさんの『冥途あり』(講談社2015年7月刊)が、第68回野間文芸賞(講談社主催)と第43回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞しました!

 『冥途あり』(講談社2015年7月刊)

川の流れる東京の下町で生まれ、実直な文字職人として生きてきた父。しかし亡くなったあと、父の人生に知られざる横顔が覗き始めた!

遠ざかる昭和の原風景のなかに浮かび上がる人の生き様。著者自らと一族の来し方を見つめる旅を描く新境地傑作。


 

長野まゆみ

東京都生まれ。88年、『少年アリス』で文藝賞受賞。おもな著書に『テレヴィジョン・シティ』『鳩の栖』『ぼくはこうして大人になる』『レモンタルト』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『あのころのデパート』『ささみみささめ』『団地で暮らそう!』などがある。


第37回野間文芸新人賞受賞!

滝口悠生さん『愛と人生』(講談社2015年1月刊)、第37回野間文芸新人賞(講談社主催)受賞!


 『愛と人生』(講談社2015年1月刊)

 

山田洋次監督も共感! 斬新かつユーモラスな「寅さん小説」

子役だった青年が振り返る“あの映画”……。かつてない手法で映画と小説を融合させた衝撃作。


滝口悠生

1982年10月18日 東京生まれ。
2005年、早稲田大学第二文学部入学(その後3年ほどで中退)。2011年、「楽器」で第43回新潮新人賞小説部門受賞。
著作に『寝相』(新潮社)がある。


第66回読売文学賞受賞!

星野智幸さん『夜は終わらない』(講談社2014年5月刊)、第66回読売文学賞(読売新聞社主催)受賞!

  

 『夜は終わらない』(講談社2014年5月刊)

 

婚約者が自殺したとの一報に取り乱すふりをする玲緒奈。彼女には次に殺さなくてはならない「別の婚約者」がいた――。セックスや結婚を餌に次々男を惑わし、財産を巻き上げ、証拠を残さず葬り去る。彼女は男をあの世に送る前に言う。
「生きてる意味があることを証明しないと。ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」
物語のなかにさまざまな短篇が入りくみ、海へと流れる大河として眺望できる大傑作。


星野智幸

1965年、アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、早稲田大学卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。97年、『最後の吐息』で第34回文藝賞を受賞しデビュー。2000年、『目覚めよと人魚は歌う』で第13回三島由紀夫賞、03年、『ファンタジスタ』で第25回野間文芸新人賞、10年、『俺俺』で第5回大江健三郎賞を受賞。他の著作に『毒身温泉』『ロンリー・ハーツ・キラー』『アルカロイド・ラヴァーズ』『在日ヲロシア人の悲劇』『虹とクロエの物語』『われら猫の子』『植物診断室』『無問道』『水族』『未来の記憶は蘭のなかで作られる』などがある。