サントリー学芸賞&角川財団学芸賞をダブル受賞!

安藤礼二さんの『折口信夫』(講談社2014年11月刊)が、第37回サントリー学芸賞(サントリー文化財団主催)と第13回角川財団学芸賞(角川文化振興財団主催)を受賞しました!

 『折口信夫』(講談社2014年11月刊)

日本の知の結晶ともいうべき折口信夫。文学、民俗学のみならず、その広大なる表現領域は他の者を圧巻する。起源・言語・古代・祝祭・乞食・天皇・神・宇宙と題された章の数々──、これを追うだけで心が打ち震える。
折口とアイヌや台湾を論じた列島論、西脇順三郎、井筒俊彦、平田篤胤と折口を研究した詩語論をも付記した世界に冠たる大著。

この本を読まずして折口を語るなかれ!


 

安藤礼二

1967年、東京都生まれ。文芸評論家、多摩美術大学美術学部准教授。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代は考古学を専攻する。出版社の編集者を経て、2002年「神々の闘争――折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、批評家としての活動をはじめる。2006年、折口の全体像と近代日本思想史を問い直した『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2009年には『光の曼陀羅 日本文学論』(同)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞も受賞した。ほか『近代論 危機の時代のアルシーヴ』『場所と産霊 近代日本思想史』『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』などの著作がある。


野間文芸賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞!

長野まゆみさんの『冥途あり』(講談社2015年7月刊)が、第68回野間文芸賞(講談社主催)と第43回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞しました!

 『冥途あり』(講談社2015年7月刊)

川の流れる東京の下町で生まれ、実直な文字職人として生きてきた父。しかし亡くなったあと、父の人生に知られざる横顔が覗き始めた!

遠ざかる昭和の原風景のなかに浮かび上がる人の生き様。著者自らと一族の来し方を見つめる旅を描く新境地傑作。


 

長野まゆみ

東京都生まれ。88年、『少年アリス』で文藝賞受賞。おもな著書に『テレヴィジョン・シティ』『鳩の栖』『ぼくはこうして大人になる』『レモンタルト』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『あのころのデパート』『ささみみささめ』『団地で暮らそう!』などがある。


第37回野間文芸新人賞受賞!

滝口悠生さん『愛と人生』(講談社2015年1月刊)、第37回野間文芸新人賞(講談社主催)受賞!


 『愛と人生』(講談社2015年1月刊)

 

山田洋次監督も共感! 斬新かつユーモラスな「寅さん小説」

子役だった青年が振り返る“あの映画”……。かつてない手法で映画と小説を融合させた衝撃作。


滝口悠生

1982年10月18日 東京生まれ。
2005年、早稲田大学第二文学部入学(その後3年ほどで中退)。2011年、「楽器」で第43回新潮新人賞小説部門受賞。
著作に『寝相』(新潮社)がある。