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新境地を開く意欲作

長野まゆみ「冥途あり」


超絶技巧の新連載

いとうせいこう「我々の恋愛」


驚異の新人が描く魅惑の世界

宮下 遼「無名亭の夜」


堂垣園江「浪華古本屋騒動記」

川上弘美「大きな鳥にさらわれないよう」


高橋源一郎「『死に支度』を読んで」

対談 平野啓一郎×大澤真幸

群像(11月7日発売)
定価(税別):905円:A5版

新境地を開く意欲作

長野まゆみ「冥途あり」

東京の下町に生きた父は、昭和20年、郷里の広島へ疎開していた。下戸で甘いものが大好きだった父、80歳を過ぎても小学校の同窓会に出かけていた父、8月6日を爆心地から2.5キロの距離で向えた父、背中に広島のガラス片が入ったまま逝った父――。長野まゆみ「冥途あり」、父の死を見つめる娘が呼び戻す一族の物語です。

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超絶技巧の新連載

いとうせいこう「我々の恋愛」

第17回「20世紀の恋愛を振り返る15ヵ国会議」最終日。世界を代表する恋愛学者たちが締めくくりとして選んだのは、日本で起きた事例だった。一本の留守番電話から始まった「20世紀最高の恋愛」とは果たして。いとうせいこうの超絶技巧が冴える「我々の恋愛」、連載開始です。

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驚異の新人が描く魅惑の世界

宮下 遼「無名亭の夜」

帝国の属州になってはや10年、領主の息子であった少年は、人の好い兵隊から帝国の文字と詩を教えられる。それは稀代の詩人誕生の瞬間だった――。気鋭の新人がはるか昔の異国を舞台に描く魅惑の物語、宮下遼「無名亭の夜」、必読です。

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堂垣園江「浪華古本屋騒動記」

川上弘美「大きな鳥にさらわれないよう」

大阪の名物古本屋の二代目である啓太は、父のライバルだった高津に、無能だボンだと馬鹿にされる日々。あるとき、奇妙な地図が見つかって……。堂垣園江「浪華古本屋騒動記」、"宝探し"に胸躍る一作です。

あたしはいつだって孤独だ。家でも、小学校でも。たいがいの人は嘘をつくし、あたしにはそれがなんとなくわかる――。川上弘美の連作、第5回は「大きな鳥にさらわれないよう」。物語のピースは、少しずつうまっていきます。

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高橋源一郎「『死に支度』を読んで」

対談 平野啓一郎×大澤真幸

瀬戸内寂聴が若き秘書・モナとの触れ合いから考える生と死――。「群像」に連載された感動長篇『死に支度』。92歳の著者が到達した渾身の一作に、「物語は終わらない」と名づけた随想で、高橋源一郎が熱い思いをつづります。

平野啓一郎『「生命力」の行方――変わりゆく世界と分人主義』刊行を記念し、大澤真幸との対談が行われました。対談「予測不可能な未来を生きる」、ポストモダニズム、資本主義、キリスト教……、刺激的なキーワードから現代を考えます。

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笙野頼子さん『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)、第67回野間文芸賞(講談社主催)受賞!

  

 『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)

 

「明日はわからないけれど、今日はわが世の春」

芥川賞作家のアラ還〔教授〕と15歳猫。猫は闘病中、飼い主は10万人に数人の難病と判明して!?

松波太郎さん『LIFE』(講談社2014年1月刊)、第36回野間文芸新人賞(講談社主催)受賞!


 『LIFE』(講談社2014年1月刊)

 

「ダメ男のオレに、こどもができた」

小さな命の誕生を前に、若い男女が直面する現実をユーモラス且ユニークに描いた意欲作。

小池昌代さんの『たまもの』(講談社2014年6月刊)が、第42回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞しました!

 『たまもの』(講談社2014年6月刊)

昔の男から、赤ん坊をあずかったーー。

血のつながらない息子とのかけがえのない日々を描く傑作。

書籍書影
献灯使
多和田葉子
2014年
10月30日発売
書籍書影
ルンタ
山下澄人
2014年
10月28日発売
書籍書影
死に支度
瀬戸内寂聴
2014年
10月28日発売
書籍書影
ファンタズマゴーリア
岡崎祥久
2014年
9月29日発売