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特集「対話」 小野正嗣×稲垣吾郎「本を読もう。話をしよう。」


対談 古井由吉×堀江敏幸

鼎談 穂村 弘×小澤 實×小池昌代


石田 千「家へ」

山田詠美「命の洗濯、屋」


連作 町田 康、川上弘美、片岡義男


講演 蓮實重彦「「曖昧さ」について――『「ボヴァリー夫人」論』を例として」

群像(6月5日発売)
定価(税別):907円:A5版

特集「対話」 小野正嗣×稲垣吾郎「本を読もう。話をしよう。」

「九年前の祈り」芥川賞受賞を受けテレビ番組で共演した小野正嗣稲垣吾郎。それをきっかけにした、二人の異色対談「本を読もう。話をしよう。」を掲載。「早く結果だけ知りたい、のではなく、過程にこそ素晴らしいものがつまっている」――。稲垣吾郎の言葉から、映画、文学、芝居、さまざまな芸術作品を語り合います。

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対談 古井由吉×堀江敏幸

鼎談 穂村 弘×小澤 實×小池昌代

徒然というのは独白ではない――。西洋渡りの近代小説とは異なる自我をほぐしていくような書き方の八つの短篇からなる古井由吉の新刊『雨の裾』。作品をめぐって堀江敏幸と対談しました。「連れ連れに文学を思う」、本とともにお楽しみください。

穂村弘『ぼくの短歌ノート』(『現代短歌ノート』改名)刊行記念! 穂村弘小澤實小池昌代の三人が、【性愛】【高齢者】【殺意】といったさまざまなテ-マに沿った短歌、俳句、百人一首を選出しました。「現代〈短歌×俳句×百人一首〉ノート」、韻文の楽しさ、面白さにあふれた鼎談です。

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石田 千「家へ」

山田詠美「命の洗濯、屋」

シンのおじいちゃんて、ほんとは、ないえんのおっとなんでしょ――。同級生の言葉がきっかけで明らかになった、不可思議な家庭事情。東京で彫刻を学ぶようになった今も、故郷では「原始いなか的内縁生活」が続いていて……。「家へ」、複雑な人間関係を生きる青年の姿を丹念に描いた、石田千の飛躍作です。

世の中にはさまざまな「命の洗濯」のやり方がありましょう。私どもはそれを全力で叶えさせていただきます――。世界にただ一つの「命の洗濯屋」、順風満帆に商売をつづける主人だったが……。山田詠美「命の洗濯、屋」、必読です。

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連作 町田 康、川上弘美、片岡義男

町田康の連作「ホサナ」は第10回。犬の芝居、公演当日。広域警備員に追い立てられ車を公便駐車場に駐車することになった私は、途轍もなく長いスロープを下る。その先には……。

政治と宗教、中央と地方、物流に交雑。かつての人類と同じ過程が再現されつつある――。大きな母の再来が噂される中、少しずつ数を減らしていく「見守り」たちは……。川上弘美「奇跡(後篇)」。世界が変化する。

男言葉でしゃべる女性作家・高村江利子は、親友の俳優・伊東竜二に頼まれ、彼の三人の姉妹を取材に向かう――。片岡義男がかつての自作とあえて同じタイトルを使い、まったく違う物語に仕立て上げた短篇「人生は野菜スープ」。タイトルと小説の妙なる調べをお楽しみください。

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講演 蓮實重彦「「曖昧さ」について――『「ボヴァリー夫人」論』を例として」

「小説」《le roman》というジャンルが身にまとっている、本質的な「曖昧さ」とは? 蓮實重彦が、長編小説、散文、テクスト、三つの異なる水準から考察した講演「「曖昧さ」について――『「ボヴァリー夫人」論』を例として」を全文掲載です。

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星野智幸さん『夜は終わらない』(講談社2014年5月刊)、第66回読売文学賞(読売新聞社主催)受賞!

  

 『夜は終わらない』(講談社2014年5月刊)

 

婚約者が自殺したとの一報に取り乱すふりをする玲緒奈。彼女には次に殺さなくてはならない「別の婚約者」がいた――。セックスや結婚を餌に次々男を惑わし、財産を巻き上げ、証拠を残さず葬り去る。彼女は男をあの世に送る前に言う。
「生きてる意味があることを証明しないと。ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」
物語のなかにさまざまな短篇が入りくみ、海へと流れる大河として眺望できる大傑作。

小野正嗣さん「九年前の祈り」(「群像」2014年9月号)、第152回芥川龍之介賞(文芸春秋主催)受賞!

  

 『九年前の祈り』(講談社2014年12月刊)

 

三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。
九年の時を経て重なり合う二人の女性の思い。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。

笙野頼子さん『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)、第67回野間文芸賞(講談社主催)受賞!

  

 『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)

 

「明日はわからないけれど、今日はわが世の春」

芥川賞作家のアラ還〔教授〕と15歳猫。猫は闘病中、飼い主は10万人に数人の難病と判明して!?

新着ニュース
2015.06.04【NEW】
穂村弘さん『ぼくの短歌ノート』刊行記念! 穂村弘さん×西加奈子さんのトークショーと、穂村弘さんサイン会が行われます。
2015.03.02
木下古栗さん『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』が、第5回ツイッター文学賞を受賞しました!
書籍書影
ぼくの短歌ノート
穂村 弘
2015年
6月15日発売
書籍書影
匿名芸術家
青木淳悟
2015年
6月10日発売
書籍書影
雨の裾
古井由吉
2015年
6月10日発売
書籍書影
文学2015
日本文藝家協会・編
2015年
4月23日発売