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一挙掲載230枚

多和田葉子「献灯使」


独創的な"寅さん小説"

滝口悠生「愛と人生」


連作短篇第3回

川上弘美「緑の庭」


評論 阿部公彦「蓮實重彦を十分に欲するということ」


特集「個人的な詩集」 大江健三郎、片岡義男、高橋源一郎、日和聡子

群像(7月7日発売)
定価(税別):905円:A5版

一挙掲載230枚

多和田葉子「献灯使」

鎖国を続けるいつかの「日本」。ここでは老人は百歳を過ぎても健康で、子供たちは学校まで歩く体力もない。新しい世代に託された希望とは果たして? 多和田葉子「献灯使」、〈大きな過ちの未来〉を物語る問題作です。

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独創的な"寅さん小説"

滝口悠生「愛と人生」

ヤクザだった父親を失くした少年=「私」は、寅という男と母親探しの旅に出た――。子役だった青年が振り返る"あの"映画。滝口悠生「愛と人生」山田洋次監督も共感した、斬新で独創的な"寅さん小説"です。

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連作短篇第3回

川上弘美「緑の庭」

十八になるまで女のひとしか見たことのなかったリエンのところに、その男のひとはやってきた。この世界では、無数の女に対して男はたった十数人だ――。川上弘美の連作「緑の庭」、ふしぎで切ない初恋の物語です。

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評論 阿部公彦「蓮實重彦を十分に欲するということ」

「蓮實重彦を十分に欲するということ――『「ボヴァリー夫人」論』の話者らしさをめぐって」では、ついに刊行された蓮實重彦『「ボヴァリー夫人」論』を、阿部公彦が読み解きます。重厚長大な論考のマッピングから、蓮實重彦独特の語り口まで、さまざまな視点から『「ボヴァリー夫人」論』の読み方のコツを探る評論です。

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特集「個人的な詩集」 大江健三郎、片岡義男、高橋源一郎、日和聡子

四人の編者がそれぞれ独自のテーマに沿って、数篇の詩を選び作り上げるアンソロジー「個人的な詩集」。恒例の好評企画第三弾が登場です。大江健三郎「英詩翻訳の声調」、片岡義男「国家・唱歌教育」、高橋源一郎「ぼくの大好きな詩たちのこと」日和聡子「磁場のほとり」。編者の思いあふれる解説とともに、古今東西の名詩をお楽しみください。

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本谷有希子さんの『自分を好きになる方法』(講談社2013年7月刊)が、第27回三島由紀夫賞(新潮社主催)を受賞しました!

 

『自分を好きになる方法』(講談社2013年7月刊)

いつのまに、こんな遠くまで来てたんだろう。
ほんとうに分かりあえる誰かと、出会いたかっただけなのに。

16歳のランチタイム、28歳のプロポーズ前夜、34歳の結婚記念日、
47歳のクリスマス、3歳のお昼寝時間、63歳の何も起こらない一日……

ささやかな孤独と願いを抱いて生きる女性の一生を「6日間」で描く
大江健三郎賞(『嵐のピクニック』)につづく新境地長篇小説!

岩城けいさんの『さようなら、オレンジ』(筑摩書房2013年8月刊)が、第8回大江健三郎賞を受賞!

 

講談社主催による第8回大江健三郎賞は、2013年1月1日から12月31日までに日本で刊行された、「文学の言葉」を用いた作品約130点の中から、選考委員・大江健三郎氏によって、上記の通り決定いたしました。

【賞】

受賞作の英語、あるいはフランス語、ドイツ語への翻訳、および海外での刊行。

保坂和志さんの『未明の闘争』(講談社2013年9月刊)が、第66回野間文芸賞(講談社主催)を受賞しました!

 

『未明の闘争』(講談社2013年9月刊)

やみくもに
大切なものを抱きしめたり、
ロッド・スチュワートが聴きたくなったり、
眠ったり、子供の頃を思い出したり、
セックスしたり、叫びたくなったり、
何処か知らない所に行きたくなる、
富士山と文学と音楽と猫と世界への愛にあふれた小説

書籍書影
未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の
笙野頼子
2014年
7月30日発売
書籍書影
殺人出産
村田沙耶香
2014年
7月15日発売
書籍書影
吾輩ハ猫ニナル
横山悠太
2014年
7月15日発売
書籍書影
たまもの
小池昌代
2014年
6月26日発売