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11人の作家が競演

アンソロジー「マイソング」


横山悠太、高橋弘希、戌井昭人、李龍徳


滝口悠生、吉村萬壱、青木淳悟、荻世いをら


いしいしんじ、荻野アンナ、片岡義男


『ビビビ・ビ・バップ』刊行記念対談

奥泉 光×大友良英

群像(7月7日発売)
定価(税別):907円:A5版

11人の作家が競演

アンソロジー「マイソング」

青江三奈、PUFFY、ミスチル、中島みゆき、エトセトラ――。あの名曲を11人の作家が思い入れたっぷりに仕上げた、異色のポップソング小説集。アンソロジー「マイソング」、お楽しみ下さい。

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横山悠太、高橋弘希、戌井昭人、李龍徳

北京のとある大学に留学生としてやって来た亮太は、語学のクラスでイラン人のサジャダと出会う。二人のあいだには不思議な友情が芽生え……。『吾輩ハ猫ニナル』でデビューした横山悠太が、PUFFY「アジアの純真」をテーマに、切なくも若々しい一瞬を描きます。

琴音が水死体を見たのは、九歳の夏のことだった――。十二年後、人の死に触れた彼女はふとあの砂浜に立ち返り……。People In The Box「あなたのなかの忘れた海」を、高橋弘希が美しい一篇の物語に編み上げます。

 劇作家としても活躍する戌井昭人が選んだのは、青江三奈「恍惚のブルース」。自分を取り上げた産婦人科医と大人になってから不倫関係になってしまった「わたし」は、やがて……!?

怜子おばさんは、中島みゆきは怜子おばさんの人生をモデルにして曲を作っているのだ、と主張してはばからない。あの曲も、この曲も、私のことを歌っているのさ――。中島みゆき「怜子」李龍徳が生き生きと描きます。

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滝口悠生、吉村萬壱、青木淳悟、荻世いをら

向かいの御手洗家はどうやら厳しい家庭のようだ。大学生になったばかりの清楚で可愛らしい長女“れいこ”は、9時という門限を守って帰ってくる。定職にもつかず妻子もいない三十男の私は毎日それを見守っている。ぶん、と素振りをしながら――。滝口悠生が描くさまざまな形の恋。テーマ曲は、広末涼子「MajiでKoiする5秒前」です。

スナック「かもめ」の常連・北村さんは、酔うといつも「毒ガスが降ってくる」と語り出します。記憶を失くしたホステスの私は、それを聞き流すだけ、だったのですが……。吉村萬壱が“らしさ”全開で挑む一篇、ちあきなおみ「かもめの街」

つましく暮らす若夫婦。だが、あるとき夫は気付いてしまった。妻が「OL日記」なる不可思議な書き物をしていることを……。Mr.Childrenの名曲「innocent world」を、青木淳悟が描きます。

荻世いをらが選んだのは、宇多田ヒカルの「In My Room」。リストラされそうな女性ボディビルダーは、この曲を聴き、まるで自分のことを歌っているようだ、と感じるが……。

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いしいしんじ、荻野アンナ、片岡義男

虹子のポケットには、見覚えのないものがときどき入っている。一本のエンピツ、色とりどりのゼムクリップ、そして……。坂本九「エンピツが一本」を、いしいしんじが少し不思議な物語に仕上げました。

スナック『圭子の夢』の名物は、ものまねホステスたちによるショー。青江三奈を演じる私は、森進一のまねをする男が何故か気に掛かり……。荻野アンナが描く、女の悲しくも逞しいひととき。青江三奈「伊勢佐木町ブルース」。

「今年は私たちの結婚の年ね」。非の打ちどころのない恋人に言われ、まさにと納得する僕。彼女のために仕事も決めて、ふと入った喫茶店では、リリィ「私は泣いています」が流れていた……。片岡義男が寂しい歌詞からつかみあげた、美しい女性の姿とは。

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『ビビビ・ビ・バップ』刊行記念対談

奥泉 光×大友良英

近未来エンタテイメント小説『ビビビ・ビ・バップ』の刊行を記念し、奥泉光とミュージシャンの大友良英が対談を行いました。ジャズピアニストが主人公の本作には、素晴らしいジャズミュージシャンのアンドロイドが多数登場します。そんな「音楽小説」でもあるこの作品について、ほぼ同年代の二人が語り合うフリージャズの過去と未来とは!? 奥泉光×大友良英「偏愛JAZZ小説」

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山田詠美さんの「生鮮てるてる坊主」「群像」2015年9月号掲載)が、第42回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)を受賞!

 

『生鮮てるてる坊主』 (群像2015年9月号掲載)

勝見夫妻は私の友人だ。夫の孝一は親友で、妻の虹子は友達。私は孝一と二人で頼りない虹子の面倒をみている、そんなつもり。でも虹子には、彼と私の「友情」が理解できないらしくて……。衝撃のラストに戦慄する、恐るべき短篇。

本谷有希子さんの「異類婚姻譚」(「群像」2015年11月号掲載)が、第154回芥川賞を受賞!

 

『異類婚姻譚』 (講談社2016年1月刊)

「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」

結婚4年の専業主婦を主人公に、他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和を、軽妙なユーモアと毒を込めて描く表題作ほか、「藁の夫」など短編3篇を収録。大江健三郎賞、三島由紀夫賞受賞作家の2年半ぶり、待望の最新作!

堂垣園江さん『浪華古本屋騒動記』(講談社2015年4月刊)、第32回織田作之助賞(同賞実行委員会主催)受賞!


 『浪華古本屋騒動記』(講談社2015年4月刊)

 

大阪のどこかにお宝は眠っているのか? 古本屋の知恵が試される! 

古本屋の商売は年々厳しく、ある者は借金取りに追われ、またある者はアルバイトで稼ぎしのいでいる。大きく稼げる古典籍は、歴史的な大火に何度も見舞われた大阪からはもはや出てくる筈が無い。
 ところが、「お宝はあんねん」と名物古書店の3代目・高津は古地図を振りかざし――!?

新着ニュース
2016.06.18【NEW】
『ビビビ・ビ・バップ』刊行記念! 奥泉光さん×鴻巣友季子さんトークイベントが、7月20日(水)19時半からジュンク堂池袋本店さんにて行われます。
書籍書影
ジニのパズル
崔 実
2016年
7月5日発売
書籍書影
ビビビ・ビ・バップ
奥泉 光
2016年
6月22日発売
書籍書影
珠玉の短編
山田詠美
2016年
6月21日発売
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BB/PP
松浦寿輝
2016年
6月20日発売