表紙画像

創作 小林エリカ「脱皮」 リービ英雄「文字の高原」


新連載 福嶋亮大「ハロー、ユーラシア」 諏訪部浩一「薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪」


特集 翻訳小説

[特集 翻訳小説]特集 翻訳小説

小特集 多和田葉子


論点 「コロナ禍」「視覚と音声」「境界線」

斎藤幸平 長谷正人 望月優大

群像(5月7日発売)
1300円:A5版

創作 小林エリカ「脱皮」 リービ英雄「文字の高原」

不妊治療に励む理科教師。死を待つ老人。何かを手放したい少女たち。災厄のなかで、生への希望が試される。時代の危機にこたえる、新たな小説が誕生した。小林エリカの創作「脱皮」

チベットの高原にある寺院にたどり着いた「かれ」は、奇妙な体験をする。言語と言語、大陸と大陸、国と国、そして人と人の狭間から生まれる、文学の現在地。リービ英雄の創作「文字の高原」。

・・・続きはこちら

新連載 福嶋亮大「ハロー、ユーラシア」 諏訪部浩一「薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪」

世界の秩序が変わりつつあるいま、「ユーラシア」の存在がふたたび浮上している。来たるべき世界を幻視する、批評の冒険。福嶋亮大の「ハロー、ユーラシア」。グローバル化で「アメリカ」自体の輪郭がぼやけていくなか、近代の産物たる「小説」はどう時代に応接してきたのか――「アメリカ」の新しい「見取り図」。諏訪部浩一の「薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪」。

・・・続きはこちら

特集 翻訳小説

[特集 翻訳小説]特集 翻訳小説

特集・翻訳小説! アンケート「2019-2020 70の世界地図「最新翻訳小説地図」」では、阿部公彦/磯上竜也/伊東順子/今福龍太/上野千鶴子/大空ゆうひ/大竹昭子/大塚真祐子/大森望/岡真理/小川公代/小川哲/小川洋子/小国貴司/長田杏奈/長田育恵/小山田浩子/温又柔/鎌田裕樹/岸本佐知子/北田博充/木原善彦/木村朗子/久野量一/くぼたのぞみ/倉本さおり/栗原康/小島秀夫/小林エリカ/小山太一/斎藤真理子/酒寄進一/佐藤究/柴崎友香/下平尾直/瀧井朝世/武田将明/堂場瞬一/都甲幸治/豊﨑由美/鳥澤光/中島京子/中野善夫/名久井直子/西加奈子/根本宗子/野崎歓/野谷文昭/乗代雄介/橋本陽介/東山彰良/日野原慶/平松洋子/ひらりさ/深緑野分/藤井太洋/藤野可織/古川耕/古屋美登里/前田隆紀/松家仁之/松岡千恵/松田青子/松永美穂/三浦直之/水野衛子/宮下遼/山崎まどか/陸秋槎/若菜晃子が寄稿!

小論では、7人の翻訳者たちへの取材を通して探る、現代世界文学の最前線。辛島デイヴィッド「文芸ピープル+ ――英語圏で読まれる現代日本文学」。ヴァージニア・ウルフの末裔と呼びうる現代日本の作家は枚挙に暇がない。ウルフの影響は作品にどう顕れ、それは何を意味しているのか。鴻巣友季子「ウルフをめぐる静かな「ささやき」」。『カタストロフ前夜』が話題、フランス在住の著者による、翻訳=世界論。関口涼子「あらゆる行為が翻訳になる時」。固定観念を打ち捨てよう。世界文学を読み、自分はどこにいるのか探さねばならない。中村和恵「自分ごととしての動く世界文学」。翻訳とはどんなプロセスなのか、小説がある言語で書かれるとはどういう意味なのか。新たな問題系に光を当てる序論。沼野充義「この人は何語で話しているのですか?――小説内翻訳論序説」を掲載!

[新連載続々]
所有について 鷲田清一
〈所有〉とは固有性と譲渡可能性のあいだにあるらしい。その薄暗がりのなかで、〈わたし〉は生まれた・・・・・・。「ほかならぬ自分のものなるがゆえに、意のままにできる」というのは、ある種の迷妄ではないのか?
ロック、ルソー以来、近代を通底する難題(アポリア)に挑む哲学者の、積年の思索の結晶化に読者は立ち会うことになる。
ガザ、西岸地区、アンマン――「国境なき医師団」を見に行く いとうせいこう
2019年11月、『国境なき医師団』の活動に密着すべくイスラエルからガザ地区に向かった著者が目にしたものとは――。アメリカとイランの緊張状態が続くなか、「世界の今」を届ける短期集中ルポルタージュ。
2011―2021 視えない線の上で 石戸諭
常に既視感があった。2011年3月11日からの出来事は、未来を先取りしていたのではないか――。気鋭のジャーナリストが真摯な視線で描き出す「震災後の世界」。
辺境図書館 皆川博子
この辺境図書館には、皆川博子館長が蒐集してきた名作・稀覯本が収められている――人気連載が「群像」に転
・・・続きはこちら

小特集 多和田葉子

ある境界(ボーダー)を超えて小説を発表してきた多和田葉子。分断と連帯が同時進行するなか、母語の外に出る人々が見る景色とは。新刊インタビュー、小論、全作品解説で解体する。多和田葉子インタビュー「離れていても、孤独ではない人間たちの闘争」(聞き手・構成:小澤英実)。岩川ありさの評論 多和田葉子の「星座小説」――『星に仄めかされて』をめぐってそして谷口幸代による保存版多和田葉子全作品解題。

・・・続きはこちら

論点 「コロナ禍」「視覚と音声」「境界線」

斎藤幸平 長谷正人 望月優大

[ポスト資本主義への「跳躍」に向けた扉こそが、今開かれている。今月の「群像」の論点――「コロナ禍」「視覚と音声」「境界線」。斎藤幸平の【緊急寄稿】「コロナ・ショックドクトリンに抗するために」。長谷正人「津波映像と『アナ雪』――視覚文化における「音声化」の諸問題」。望月優大「「複雑さ」と「私たち」」

・・・続きはこちら

上田岳弘さんのニムロッド(「群像」2018年12月号掲載)が、第160回芥川賞を受賞!

ニムロッド (講談社2019年1月刊)

それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。 

あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。 

新時代の仮想通貨小説。

多和田葉子さんの『献灯使』が全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞しました!

『献灯使』(講談社2014年10月刊)

震災後の「いつかの日本」、そこにまだ希望は残っているか。

未曾有の近未来小説集。

乗代雄介さんの『本物の読書家』が第40回野間文芸新人賞を受賞しました!

『本物の読書家』(講談社2017年11月刊)

書物への耽溺、言葉の探求、読むことへの畏怖。

群像新人文学賞受賞作『十七八より』でデビューを遂げた新鋭の傑作中篇!

新着ニュース

No documents found.

書籍書影
人外
松浦寿輝
2019年
3月7日発売
書籍書影
壺中に天あり獣あり
金子 薫
2019年
2月28日発売
書籍書影
この道
古井由吉
2019年
02月02日発売
書籍書影
ニムロッド
上田岳弘
2019年
01月26日発売