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野心作160枚 海猫沢めろん

「キッズ・ファイヤー・ドットコム」


中篇110枚 

長野まゆみ「まるせい湯」


連作第9回 

町田 康「ホサナ」


黒井千次「本棚の隅」、川上弘美「Interview」、片岡義男「バスの座席へのセレナーデ」


清水良典「デビュー小説論 山田詠美『ベッドタイムアイズ』」

群像(4月7日発売)
定価(税別):907円:A5版

野心作160枚 海猫沢めろん

「キッズ・ファイヤー・ドットコム」

帰宅すると、部屋の前には見知らぬ赤ちゃんが!? 試練を前に逃げ出すことは、カリスマホストの本能が許さない。この国の未来を変える「IT子育て」が始まった! 「キッズ・ファイヤー・ドットコム」、気鋭・海猫沢めろんによる超弩級の野心作です。

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中篇110枚 

長野まゆみ「まるせい湯」

幼い日、あやめが咲くころになると、親戚たちと水郷へでかけた。霞ヶ浦ではやんちゃな双子たちと湯屋「まるせい湯」に通った。その「まるせい湯」が廃業になると聞きつけた私は……。思い出からただよう死者の息づかい。長野まゆみ「まるせい湯」、必読です。

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連作第9回 

町田 康「ホサナ」

町田康の連作「ホサナ」は第9回。犬たちを思うがままに「導く」ことのできる日ノミココこと草子を抱く組織は、意地悪だが敏腕なヨーコの運営により、ますます多くのスタッフと犬たちを得ることとなった。失敗し続け組織内での地位を失った「私」はヨーコに命じられ、犬たちによる芝居を脚本・演出することとなるが……!?

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黒井千次「本棚の隅」、川上弘美「Interview」、片岡義男「バスの座席へのセレナーデ」

「思想検事」であった父の書き記した分厚い報告書。それを想像もしなかった場所であまりにも簡単に見つけてしまった息子は、その発見を素直に喜べず……。黒井千次の連作第5回は、「本棚の隅」

川上弘美の蓮作第9回は、見守りによるある人物への「Interview」。少し緑がかった皮膚を持ち、三歳の頃から一度も眠っていない”彼”の暮らし、それは――。

作家の伊達明彦は立ち寄った古書店で、十五年前にインタビューした元ストリッパー玲美と再会する。彼女はいま、独自の棚づくりで雑誌にも取り上げられる古書店の店長で――。片岡義男の連作第4話、「バスの座席へのセレナーデ」、短篇の正しい終わり方とは?

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清水良典「デビュー小説論 山田詠美『ベッドタイムアイズ』」

清水良典の連作評論「デビュ-小説論」、今回取り上げるのは山田詠美『ベッドタイムアイズ』。日本人のクラブ歌手と横須賀米軍基地に所属する黒人兵士の性愛を描いた本作を、作中にも登場するボ-ルドウィンの『もう一つの国』と共に解明します。

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星野智幸さん『夜は終わらない』(講談社2014年5月刊)、第66回読売文学賞(読売新聞社主催)受賞!

  

 『夜は終わらない』(講談社2014年5月刊)

 

婚約者が自殺したとの一報に取り乱すふりをする玲緒奈。彼女には次に殺さなくてはならない「別の婚約者」がいた――。セックスや結婚を餌に次々男を惑わし、財産を巻き上げ、証拠を残さず葬り去る。彼女は男をあの世に送る前に言う。
「生きてる意味があることを証明しないと。ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」
物語のなかにさまざまな短篇が入りくみ、海へと流れる大河として眺望できる大傑作。

小野正嗣さん「九年前の祈り」(「群像」2014年9月号)、第152回芥川龍之介賞(文芸春秋主催)受賞!

  

 『九年前の祈り』(講談社2014年12月刊)

 

三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。
九年の時を経て重なり合う二人の女性の思い。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。

笙野頼子さん『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)、第67回野間文芸賞(講談社主催)受賞!

  

 『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)

 

「明日はわからないけれど、今日はわが世の春」

芥川賞作家のアラ還〔教授〕と15歳猫。猫は闘病中、飼い主は10万人に数人の難病と判明して!?

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2015.04.27【NEW】
『〈世界史〉の哲学 イスラーム篇』刊行記念! 大澤真幸さん×大澤聡さんによるトークショーが5月19日(火)19時から八重洲ブックセンターさんにて行われます。
2015.03.02
木下古栗さん『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』が、第5回ツイッター文学賞を受賞しました!
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