新連載 長野まゆみ「45°」

謎と不思議に満ちた連作小説

長野まゆみ待望の新連載「45°」がスタート! 盗み聞きした会話が誘う不可思議な世界。耳で観る、眼で聴く、謎に満ちた連作小説です。


一挙掲載250枚

原田ひ香「アイビー・ハウス」

二組の夫婦が暮らすこの家は、「幸せ」の象徴のはずだった――。昨年、発売された『人生オークション』が話題の新鋭・原田ひ香の最新長篇です!


新・連作評論 新資料発見

安藤礼二「折口信夫の起源」

沈黙期の謎に迫る新資料発見! 新たな角度から折口信夫の全貌を照らす、安藤礼二による画期的論考の第1回です。


震災論への疑念から批評の魂を問う

大澤信亮「出日本記」

2007年に鮮烈なデビューを飾った大澤信亮が「群像」に初登場! 考えろ、立ち止まるな。震災を巡る思考の渦のなかで、人間の根底に流れる暴力を問う。


第6回大江健三郎賞発表!

選評「小説のたくみさと成熟」

 

2011年に刊行された「文学の言葉」を用いた作品の中から、大江健三郎は果たしてどの作品を選んだのか? 選評「小説のたくみさと成熟」をぜひお読み下さい。


〈新連載〉

45°  長野まゆみ

〈創作〉

アイビー・ハウス  原田ひ香

日記と周辺   川崎 徹

〈新・連作評論〉

折口信夫の起源  安藤礼二

〈評論〉

出日本記  大澤信亮

〈第6回大江健三郎賞発表〉

小説のたくみさと成熟  大江健三郎

〈連作小説〉流砂〔2〕

庭の石   黒井千次

〈連作評論 完結〉スリリングな女たち

柴崎友香と映像的人間の夢   田中弥生

〈追悼〉吉本隆明

吉本隆明の悲哀  三浦雅士

正しさから見放される体験  竹田青嗣

「四回戦ボーイ」の原像  大澤真幸

ごく単純なこと一点だけ  山城むつみ

〈連載小説〉

地上生活者 第五部 邂逅と思索〔3〕  李恢成

夜は終わらない〔9〕  星野智幸

燃える家〔19〕  田中慎弥

日本文学盛衰史 戦後文学篇〔23〕  高橋源一郎

未明の闘争〔31〕  保坂和志

〈連載評論〉

フランス文学と愛〔4〕  野崎 歓

〈世界史〉の哲学〔38〕   大澤真幸

〈連載〉

現代短歌ノート〔26〕  穂村 弘

「生」の日ばかり〔38〕  秋山 駿

映画時評〔41〕  蓮實重彦

〈随筆〉

ロビンソン・クルーソーの島  塚本昌則

デルヴォーの絵の中の物語  山尾悠子

日課  片山杜秀

左向いた時の右側に気を  西川アサキ

『地上生活者』への旅  永岡杜人

〈私のベスト3〉

60年代アイドルポップス  笠井 潔

心身のマッサージ  松原隆一郎

アンゲロプロス作品ベスト3  渡辺 淳

〈書評〉

花嫁になるまえに(『花嫁』青山七恵)  海猫沢めろん

関係のなかで関係が考える(『とにかくうちに帰ります』津村記久子)  古谷利裕

関係の絶対性(『共喰い』田中慎弥)  池田雄一

読者を書きかえ続ける世界文学(『道化師の蝶』円城 塔)  金子邦彦

〈創作合評〉

関川夏央+大竹昭子+羽田圭介

「お花畑自身」川上未映子(群像2012年4月号)

「わたしがいなかった街で」柴崎友香(新潮2012年4月号)