長篇一挙掲載300枚

長嶋 有「もう生まれたくない」

生きていれば必ず舞い込んでくる死の知らせ。身近な人の死、赤の他人の死、有名人の死……。それらは等しく届けられる。春菜、美里、神子、3人の女性のささやかな日常を中心に、長嶋有があぶり出す、訃報をめぐるさまざまな「記憶」と「思い」。「もう生まれたくない」長嶋 有長篇一挙掲載300枚!


野間文芸賞・野間文芸新人賞決定!

堀江敏幸、戌井昭人が登場

第69回野間文芸賞に堀江敏幸『その姿の消し方』(新潮社)が決定しました。受賞記念対談では「反射しあう言葉と希望」と題して、町田 康と、詩をめぐって書きつがれた創作の秘密に迫ります。

第38回野間文芸新人賞は戌井昭人『のろい男ー俳優・亀岡拓次』(文藝春秋)が受賞。島田雅彦との記念対談「俳諧文学の未来」では、各地の酒場の話題を交わしつつ、文学における徘徊の意義を考えます。


大特集

五〇人が考える「美しい日本語」

現代の表現者たちは、どんな言葉に出会ってきたのか。50の視点が照らす日本語の美とは──。

総勢50人が考える「美しい日本語」

加賀乙彦 蓮實重彦 高島俊男 保苅瑞穂 吉増剛造 片岡義男 村田喜代子 辻原 登 髙樹のぶ子 三浦雅士 信田さよ子 池田清彦 橋本 治 関川夏央 内田 樹 さだまさし 金田一秀穂 清水良典 松浦寿輝 沼野充義 中条省平 平松洋子 坪内祐三 熊野純彦 松永美穂 野崎 歓 小池昌代 長野まゆみ アンヌ・バヤール=坂井 リービ英雄 島田雅彦 小川洋子 片山杜秀 穂村 弘 鴻巣友季子 堀江敏幸 中島京子 佐々木 敦 阿部公彦 安藤礼二 古川日出男 諏訪哲史 小野正嗣 蜂飼 耳 平野啓一郎 大澤信亮 村田沙耶香 藤井 光 福嶋亮大 滝口悠生


追悼 高井有一

加賀乙彦、坂上 弘

10月26日、惜しまれつつも逝去した高井有一。盟友二人がその人柄と文学的功績を振り返ります。「高井有一さんの急逝を悼む」加賀乙彦、「高井さんとの稀有な時間」坂上 弘。 



〈長篇一挙掲載300枚〉

もう生まれたくない  長嶋 有

〈野間文芸賞・野間文芸新人賞発表〉

第69回野間文芸賞受賞作

「その姿の消し方」  堀江敏幸

受賞の言葉/選評(奥泉 光 佐伯一麦 高橋源一郎 多和田葉子 町田 康)

第38回野間文芸新人賞受賞作

「のろい男―俳優・亀岡拓次」  戌井昭人

受賞の言葉/選評(小川洋子 島田雅彦 保坂和志 星野智幸 松浦理英子)

〈記念対談〉

反射しあう言葉と希望  町田 康×堀江敏幸 

徘徊文学の未来  島田雅彦×戌井昭人

〈大特集〉

五〇人が考える「美しい日本語」

加賀乙彦 蓮實重彦 高島俊男 保苅瑞穂 吉増剛造 片岡義男 村田喜代子 辻原 登 髙樹のぶ子 三浦雅士 信田さよ子 池田清彦 橋本 治 関川夏央 内田 樹 さだまさし 金田一秀穂 清水良典 松浦寿輝 沼野充義 中条省平 平松洋子 坪内祐三 熊野純彦 松永美穂 野崎 歓 小池昌代 長野まゆみ アンヌ・バヤール=坂井 リービ英雄 島田雅彦 小川洋子 片山杜秀 穂村 弘 鴻巣友季子 堀江敏幸 中島京子 佐々木 敦 阿部公彦 安藤礼二 古川日出男 諏訪哲史 小野正嗣 蜂飼 耳 平野啓一郎 大澤信亮 村田沙耶香 藤井 光 福嶋亮大 滝口悠生

〈追悼 高井有一〉

高井有一さんの急逝を悼む  加賀乙彦

高井さんとの稀有な時間  坂上 弘

〈連載〉

地球にちりばめられて〔2〕  多和田葉子

山海記〔7〕  佐伯一麦

いのち〔9〕  瀬戸内寂聴

鳥獣戯画〔11〕  磯﨑憲一郎

〈連載評論〉

言語の政治学〔6〕  三浦雅士

新・私小説論〔11〕  佐々木 敦

〈世界史〉の哲学〔88〕  大澤真幸

〈連載〉

モンテーニュの書斎〔14〕  保苅瑞穂

現代短歌ノート〔80〕  穂村 弘

〈書評〉

現在形の「戦争」(『植民人喰い条約 ひょうすべの国』笙野頼子)清水良典

「見えないもの」との多様な関係(『浮遊霊ブラジル』津村記久子)古谷利裕

反射しあう谷の記録(『しんせかい』山下澄人)佐藤康智

動機を超え、深層心理の領域へ(『犯罪小説集』吉田修一)江南亜美子

〈創作合評〉

片岡義男+野崎 歓+石田 千

「トロフィーワイフ」舞城王太郎(群像2016年12月号)

「息子と狩猟に」服部文祥(新潮2016年12月号)

「キャピタル」加藤秀行(文學界2016年12月号)