創作 本谷有希子「あなたにオススメの」 小林エリカ「こんにちは赤ちゃん」

本谷有希子の巻頭一挙掲載「あなたにオススメの」。……〈等質〉になれない子を抱えたママ友の悩みは、推子にとって最高のコンテンツだった。「推子のデフォルト」。……巨大台風が近づきつつある川沿いのマンションで、渇幸はわくわくを抑えきれない。「マイイベント」の二作を掲載。
小林エリカの読み切り短編「こんにちは赤ちゃん」も掲載。

・巻頭一挙掲載
「あなたにオススメの」 本谷有希子
「推子のデフォルト」……〈等質〉になれない子を抱えたママ友の悩みは、推子にとって最高のコンテンツだった。
「マイイベント」……巨大台風が近づきつつある川沿いのマンションで、渇幸はわくわくを抑えきれない。
・読み切り
「こんにちは赤ちゃん」 小林エリカ

新連載 安藤礼二「空海」 新連作 小田原のどか「近代を彫刻/超克する」

空海とは何者なのか――日本思想史最大のオリジネーター・空海の思想に迫る。「批評」を拡張する巨弾連載、安藤礼二「空海」を掲載。

わたしは彫刻を語りたい。言語によって、書くことによって彫刻を超克したい。鋭の彫刻家による新連作、小田原のどか「近代を彫刻/超克する」


2020年のジョン・レノン 片岡義男 高橋久美子 向井康介

1980年12月から、40年が経った。彼が作った音楽はいまも世界中で流れている。特集「2020年のジョン・レノン」では、片岡義男のエッセイ「1962年のハンバーガー」、高橋久美子の小説「星の歌」、向井康介の小説「アミラル」を掲載。

2020年のジョン・レノン
「1962年のハンバーガー」 片岡義男
「星の歌」 高橋久美子
「アミラル」 向井康介

野間文芸賞・野間文芸新人賞発表 小川洋子 李龍徳

【野間文芸賞・野間文芸新人賞発表】

第73回野間文芸賞を小川洋子『小箱』が受賞。第42回野間文芸新人賞を李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』が受賞。「受賞のことば」のほか、選考委員による選評を掲載。


論点 阿部大樹 シェリーめぐみ ジョン・フリーマン 田野大輔 三木那由他

今月の「論点」は、阿部大樹「その警官、友人につき」、シェリーめぐみ「私たちは行列する——2020年アメリカ大統領選挙を見つめて」、ジョン・フリーマン「本当なのは一瞬だった」(小澤身和子訳)、田野大輔「日本の「自粛警察」とファシズム——ドイツとの比較から考える」、三木那由他「コミュニケーション的暴力としての、意味の占有」を掲載。

【論点】
「その警官、友人につき」 阿部大樹
「私たちは行列する——2020年アメリカ大統領選挙を見つめて」 シェリーめぐみ
「本当なのは一瞬だった」 ジョン・フリーマン 小澤身和子訳
「日本の「自粛警察」とファシズム——ドイツとの比較から考える」 田野大輔
「コミュニケーション的暴力としての、意味の占有」 三木那由他

〈創作〉

あなたにオススメの  本谷有希子

推子のデォルト

マイイベント

こんにちは赤ちゃん  小林エリカ

〈批評・ノンフィクション〉

空海  安藤礼二

近代を彫刻/超克する  小田原のどか

光と弔鐘――『長崎の鐘』の弁証法(ディアレクティク)  高原 到

2011-2021 視えない線の上で〔6〕 石戸 諭 

〈小特集〉

2020年のジョン・レノン

1962年のハンバーガー  片岡義男

星の歌 高橋久美子

アミラル  向井康介

〈野間文芸賞・野間文芸新人賞発表〉

第73回野間文芸賞受賞作

小箱  小川洋子

受賞の言葉/選評(奥泉光/佐伯一麦/多和田葉子/町田康/三浦雅士)

第42回野間文芸新人賞受賞作

あなたが私を竹槍で突き殺す前に  李龍徳

受賞の言葉/選評(川上弘美/高橋源一郎/長嶋有/保坂和志)

〈新連載〉

DIG 現代新書クラシックス 三つの死  成田悠輔

〈論点〉

「その警官、友人につき」 阿部大樹
「私たちは行列する――2020年アメリカ大統領選挙を見つめて」 シェリーめぐみ
「本当なのは一瞬だった」 ジョン・フリーマン 小澤身和子訳
「日本の「自粛警察」とファシズム――ドイツとの比較から考える」 田野大輔
「コミュニケーション的暴力としての、意味の占有」 三木那由他

その警官、友人につき  阿部大樹

私たちは行列する――2020年アメリカ大統領選挙を見つめて  シェリーめぐみ

本当なのは一瞬だった ジョン・フリーマン 小澤身和子訳

日本の「自粛警察」とファシズム――ドイツとの比較から考える  田野大輔

コミュニケーション的暴力としての、意味の占有  三木那由他

〈鼎談シリーズ〉

徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術 第6回「亡命者たちのアメリカ」  松浦寿輝×沼野充義×田中純

〈連載〉

戒厳〔2〕  四方田犬彦

はぐれんぼう〔6〕  青山七恵

ゴッホの犬と耳とひまわり〔12〕  長野まゆみ

鉄の胡蝶は夢に歳月の記憶に彫るか〔29〕  保坂和志

マルクスる思考〔4〕  斎藤幸平

硝子万華鏡〔4〕  日和聡子×ヒグチユウコ

現代短歌ノート二冊目〔4〕  穂村弘

日常の横顔〔5〕  松田青子

日日是目分量〔6〕  くどうれいん

Nの廻廊〔6〕  保阪正康

薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪〔8〕  諏訪部浩一

ハロー、ユーラシア〔8〕  福嶋亮大

歴史の屑拾い〔9〕  藤原辰史

「近過去」としての平成〔10〕  武田砂鉄

「ヤッター」の雰囲気〔10〕  星野概念

星占い的思考〔10〕  石井ゆかり

所有について〔11〕  鷲田清一

辺境図書館〔11〕  皆川博子

国家と批評〔10〕  大澤聡

〈世界史〉の哲学〔130〕  大澤真幸

新連載 文芸文庫の風景〔1〕  馬込将充

極私的雑誌デザイン考〔12〕  川名潤

〈随筆〉

希望の豚  佐野広記

「弱さの音」を聞く詩歌 Pippo

思い出のシスパーレ  平出和也

日本手酌の会  松尾貴史

疫病禍のなかでイラストレーションをつくる  山本美希

生きるとは生きつづけること――ルート・クリューガー追悼  吉川浩満

〈書評〉

『完全犯罪の恋』田中慎弥  紗倉まな

『今も未来も変わらない』長嶋有  酒井順子

『らせん状想像力』福嶋亮大  苅部直

〈創作合評〉

野崎歓×小澤英実×水原涼

「母影」尾崎世界観(新潮12月号)

「わがままロマンサー」鴻池留衣(文學界12月号)

「旅する練習」乗代雄介(群像12月号)