絶筆論考100枚 

橋本 治「「近未来」としての平成」

いったい平成とは何だったのか? 『草薙の剣』で昭和・平成という時代の連なりを描いた作家・橋本治が病床で書きついだ未完の大型評論。橋本治「「近未来」としての平成」。〈追悼 橋本 治〉として、保坂和志「自分という反‐根拠」、藤野千夜「言えなかったこと」、船曳建夫「おーい、橋本」を掲載する。


特集 文学にできることをⅢ〈新鋭創作・評論〉

創作
藤代 泉「藍色」、小林エリカ「父たちの冒険 The Adventures of Fathers」、李 琴峰「セイナイト」、
評論
矢野利裕「無数のざわめきとともに騒げ!――いとうせいこう論」、石橋正孝「絵画・推理・歴史――シャーロック・ホームズの「歴史戦」」

藤代 泉、小林エリカ、李 琴峰、矢野利裕、石橋正孝

蕾がひらくように言葉は芽吹き、つらなり、飛散する。新しい文章世界、次代の言葉は、いまそこかしこで生まれている。シリーズ第三弾、新鋭短篇&評論特集特集 文学にできることをⅢ〈新鋭創作・評論〉〈創作〉藤代 泉「藍色」、小林エリカ「父たちの冒険 The Adventures of Fathers」、李 琴峰「セイナイト」、〈評論〉矢野利裕「無数のざわめきとともに騒げ!――いとうせいこう論」、石橋正孝「絵画・推理・歴史――シャーロック・ホームズの「歴史戦」」

創作
藤代 泉「藍色」、小林エリカ「父たちの冒険 The Adventures of Fathers」、李 琴峰「セイナイト」、
評論
矢野利裕「無数のざわめきとともに騒げ!――いとうせいこう論」、石橋正孝「絵画・推理・歴史――シャーロック・ホームズの「歴史戦」」
アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に多和田葉子氏の「献灯使」(翻訳:マーガレット満谷/初出:「群像」2014年8月号)が選ばれた。受賞記念を記念して、阿部公彦「檻の中のライオン」、都甲幸治「死より詩を――多和田葉子の文章」、小澤英実「パフォームする言葉たち」を掲載!

ロングインタビュー 

古井由吉「生と死の境、「この道」を歩く」 聞き手:蜂飼 耳

特集 文学にできることを Ⅰ〈短篇創作〉
瀬戸内寂聴、笙野頼子、日和聡子、高橋弘希、小山田浩子

記憶は忘却より来て、忘却へ還る――。生と死のあわいを見つめ、自然とともに生きていた人間のあり方をあらわす古井文学の現在に迫る。古井由吉のロングインタビュー「生と死の境、「この道」を歩く」(聞き手:蜂飼耳)

私たちは何処から来て何処へ行くのか。何事を感じ何事を思うのか。如何に読み如何に書くのか。今、できることは何か。新シリーズ「文学にできることを」第一弾、短篇創作特集。瀬戸内寂聴「遺言」、笙野頼子「返信を、待っていた」、日和聡子「鏡」、高橋弘希「21ピース 日曜日の人々(サンデー・ピープル)〈付録と補遺〉」、小山田浩子「夜神楽の子供」

追悼・高橋英夫  三浦雅士「父・小林秀雄と闘い終えて」

野間文芸賞・野間文芸新人賞 受賞記念企画
随筆・橋本治 対談・金子 薫×高橋源一郎、乗代雄介×保坂和志

2月13日に逝去した文芸評論家・高橋英夫を悼む、三浦雅士の追悼文「父・小林秀雄と闘い終えて」

 

第71回野間文芸賞を受賞した橋本治による随筆「『草薙の剣』――六人の主人公と七番目の男」。第40回野間文芸新人賞を受賞した金子薫と乗代雄介。金子の小説の秘密を高橋源一郎が解き明かしていく対談「小説世界を作り出す架空の言葉たち」。一方、乗代は、対談「書かない者のまなざしを忘れて書くことはできない」で保坂和志と語り合う。

 

多和田葉子の新連載「星に仄めかされて」

〈絶筆論考100枚〉

「近未来」としての平成  橋本 治

〈追悼 橋本 治〉

自分という反‐根拠  保坂和志

言えなかったこと  藤野千夜

おーい、橋本  船曳建夫

〈追悼 高橋英夫〉

父・小林秀雄と闘い終えて  三浦雅士

〈特集 文学にできることをⅢ〈新鋭創作・評論〉〉

〈創作〉

藍色  藤代 泉

父たちの冒険 The Adventures of Fathers  小林エリカ

セイナイト  李 琴峰

〈評論〉

無数のざわめきとともに騒げ!――いとうせいこう論  矢野利裕

絵画・推理・歴史――シャーロック・ホームズの「歴史戦」  石橋正孝

〈ロングインタビュー〉

生と死の境、「この道」を歩く  古井由吉(聞き手:蜂飼 耳)

〈連作第六部完結〉

地上生活者 〈第六部 最後の試み〉   李 恢成

〈連載〉

たましいを旅する人――河合隼雄(完結)  若松英輔

その日まで〔8〕  瀬戸内寂聴

湘南夫人〔9〕  石原慎太郎

星に仄めかされて〔4〕  多和田葉子

チーム・オベリベリ〔5〕  乃南アサ

鉄の胡蝶は夢に記憶は歳月の彫るか〔9〕  保坂和志

御社のチャラ男〔12〕   絲山秋子

おおきな森〔14〕   古川日出男
二月のつぎに七月が〔20〕  堀江敏幸
ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain〔12〕ブレイディみかこ
出雲神話論〔17〕  三浦佑之

おおきな森〔16〕   古川日出男

ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain〔14〕ブレイディみかこ

全体論と有限 ーひとつの「小説」論ー〔5〕 佐々木 敦

出雲神話論〔19〕  三浦佑之

人間とは何か──フランス文学による感情教育──〔21〕   中条省平

〈世界史〉の哲学〔113〕  大澤真幸

現代短歌ノート〔107〕  穂村 弘

〈随筆〉   

海のアルプス  津村節子

Nagori  関口涼子

執筆場所と失われた四季  須賀ケイ

スノビズムなき食の言説のために  三浦哲哉

〈書評〉

小説は四本足で(『人外』松浦寿輝)  小山田浩子

二本のグラフ(『夢も見ずに眠った。』絲山秋子)  大澤 聡

小説的な運動神経によるブルース・リー的言説批判(『1R1分34秒』町屋良平)  矢野利裕

光の迷宮(『壺中は天あり獣あり』金子 薫)  青木淳悟

〈創作合評〉 

松浦理英子×鴻巣友季子×苅部 直

「本当の先生」米田夕歌里(群像2019年3月号)

「青痣」宮下 遼(群像2019年3月号)

「宝くじ」中山 咲(文藝2019年春季号)